【アップセル・クロスセルとは?】意味・違い・メリットをわかりやすく解説

記事はこんな方におすすめ

 新規リードは増えてきたのに、売上が思うように伸びないマーケティング担当者
Web広告で見込み客は獲得できているものの、受注単価やLTVが頭打ちで次の一手に悩んでいる方へ。

 既存顧客への提案が「更新の案内」だけで終わってしまう営業担当者
導入後の追加提案をしたいのに、タイミングや切り口が分からず、アップセル・クロスセルが属人化している方へ。

 MAツール導入を検討していて、売上につながる運用設計まで知りたい中小企業経営者
「自動化=配信」で止まらず、既存顧客の単価アップまで仕組み化したい方へ。


概要

本記事では、「アップセル」「クロスセル」について、意味・違い・具体例から、
成功のポイント、Web広告とのつなげ方、そしてMAツールと相性が良い理由まで整理します。


 アップセル・クロスセルの基本と使い分け

 売上アップにつなげる施策例と成功のコツ

 MAツール連携で“提案を仕組み化”する考え方


このブログを読むことで得られるメリット

 アップセル・クロスセルの意味と違いを、現場で使えるようになるまで理解できる

 既存顧客の単価・LTVを伸ばす提案パターンが分かる

 Web広告で獲得したリードを「売上最大化」につなげる運用のヒントが得られる


目次

1.Web広告は「獲得」だけで終わらせない



アップセル・クロスセルの話に入る前に、前提として押さえたいのが Web広告の役割です。
Web広告は新規獲得に強い一方、獲得後の育成や提案が弱いと「リードは増えたのに売上が増えない」状態になりがちです。


1-1. Web広告の主な種類

代表的には下記があります。

リスティング(検索連動)
ディスプレイ(バナー/リマーケティング)
SNS広告/動画広告
アフィリエイト(成果報酬)

獲得を強化したら、次は 獲得後の設計=単価アップとなり、ここでアップセル・クロスセルが有効です。
たとえば、広告で資料請求を獲得しても、そこからの接触が途切れると商談化率は落ちてしまいます。
逆に、リマーケティング広告やメールで“検討を前に進める情報”を届け、導入後はアップセル・クロスセルで単価を伸ばす。
この一連の流れを設計できると、限られた予算でも成果が安定しやすくなります。


2. アップセル・クロスセルとは?



アップセル・クロスセルは、どちらも 顧客単価を高め、LTV(顧客生涯価値)を伸ばす ための手法です。
大事なのは「売り込み」ではなく、顧客にとって より良い買い方 を提案する姿勢です。


2-1. アップセル(Upsell)

検討中、または利用中の商品・サービスをより 上位プラン/高付加価値版 にするためにを提案することをアップセルと言います。

例)
 ベーシック版 → プロ版
 上限拡張
 サポート支援


2-2. クロスセル(Cross-sell)


購入商材に 関連する別商材やオプション を提案し、合わせて買ってもらうことをクロスセルと言います。

例)
 導入支援+教育
 保守+定期点検
 追加ライセンス


2-3. アップセルとクロスセルの違い

項目アップセルクロスセル
増やすものグレード(質)種類・点数(幅)
上位プラン関連商材/オプション
成功のカギ上位が必要な理由一緒に買う必然性

3. 売上アップにつながるメリット



3-1. 売上を伸ばしやすい

同じ顧客数でも、単価が上がれば売上は伸びます。
新規獲得よりも、関係構築コストが低いケースも多いのが特徴です。


3-2. LTVが上がり、広告投資がしやすくなる

LTVが伸びると、1件獲得に使える広告費(CAC上限)が上がりやすく、集客の選択肢が広がります。


3-3. 顧客満足にもつながる

課題に合った上位提案や補完提案は、「助かりました。」と評価され、顧客満足度が上がります。


4. 成功のポイント



4-1. タイミングは「検討の山場」に合わせる

おすすめのタイミングは、下記の3つとなります。
 導入直後(不安の解消につながる)
 活用が進んだとき(上位が必要と感じ始める)
 更新前(成果を振り返るタイミング)

初回商談で全部盛り提案は、押し売り感が出やすいので注意です。


4-2. 提案は“機能”より“成果”で語る

レポートが増えるより、月次報告の工数が減るなど、
どの業務がどう変わるかまで落とし込むことで、納得感を出すことができます。


4-3. クロスセルは“関連性”が命

クロスセルは、補完(足りない所を埋める)拡張(使い方の幅を広げる)の2つの切り口が大事になってきます。
関係ない追加提案ほど、信頼を落としてしまいます。

また、アップセルを出しやすくするには、プランやメニューに“段差”を作るのがコツです。
ベーシック/スタンダード/プロのように、比較しやすい選択肢があると「今より少し上」が選ばれやすくなります。


4-4. 提案前チェックリスト(最低限ここだけ)

下記の3つが揃うと、アップセル・クロスセルの「必然性」が作りやすくなります。
 現在の利用状況(頻度・機能・上限)
 困っている業務(誰が何に時間を取られているか)
 成果指標(KPI)と、次の課題


5. 施策例



5-1. アップセル:利用状況から上位プランへ

利用上限が近い/工数が増えている、などのサインが出たら上位提案をするチャンスです。
費用より時間削減の部分を説明できると強いです。


5-2. クロスセル:導入後の“つまずき”を支援で埋める

ツールは入ったが定着しない…はよくある話です。
運用設計や教育などの提案は、成果に直結します。


5-3. クロスセル:部門展開で積み上げる

一部門で成果が出たら、別部門へ横展開していきましょう。
社内の成功事例がある分、提案が通りやすくなります。


6. よくある失敗と対策



6-1. 「売りたいもの」起点で提案してしまう

対策としては、“顧客起点”に戻すことです。
提案理由が言語化できない場合は、まだタイミングではありません。


6-2. タイミングが早すぎる/遅すぎる

早すぎると押し売り、遅すぎると検討が終わっています。

下記3つのタイミングに合わせて、提案の型を作りましょう。
 導入直後
 活用フェーズ
 更新前


6-3. 営業とマーケターで情報が分断される

マーケターは行動ログ、営業は現場の声を拾います。
ここが繋がらないと、最適な提案ができません。


7. MAツールとの相性が良い理由



アップセル・クロスセルは、感覚でやるほどズレが生じます。
MAツールは、見込み顧客や既存顧客の情報を一元管理し、メール配信・スコアリング・セグメント配信などを効率化するツールです。

そのうえで、MAツールの 一元管理/セグメント/シナリオ を使うと、「条件に合う人だけ」に、適切な提案ができます。


例)
 利用回数が上限の80%を超えたら、アップセルを案内
 料金ページ閲覧したら、オプションを案内
 更新3か月前になったら、成果レポートを提出し提案


Web広告で獲得したリードも、導入後の提案まで一本につながると、運用は“短期の獲得”から“中長期の利益設計”に変わります。
早すぎると押し売り、遅すぎると検討が終わっています。


マーケティング活動をスムーズに!お助けツール“APOTORI


MAツール「APOTORI (アポトリ) 」は、
B2Bデータベースとして55万社のリストを保有しています。
リスト作成の時間を削減することで、リスト作成の時間を削減し、見込み客に接触することができます。
ツールに頼ることで、効率的なマーケティング戦略を実現することが可能です。

  • 実稼働している企業を網羅した企業データベース
  • 見込み客に自動送付されるメール・フォーム配信
  • 自由に調節可能なメールの配信
  • メールの配信成功率や開封率を把握できる分析機能
  • 見込み客が営業員の空いている時間に商談を設定できる日程調整カレンダー
  • 外部のカレンダーとの連携可能
  • さまざまなWeb会議ツールを利用可能(Zoom、Microsoft Team、Google Meet)

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まとめ


アップセルとクロスセルは、既存顧客の単価とLTVを伸ばすための王道施策です。
違いは「上位へ上げる」か「関連を広げる」か、まずはここを整理するだけで提案の精度が上がります。

成功のカギは、顧客にとっての必然性をつくり、検討の山場に合わせて提案することです。
Web広告で獲得したリードを、育成から提案まで設計できると売上が伸びやすくなります。

MAツールを組み合わせ、データに基づいたタイミングと内容で提案できれば、属人化せずに改善を回すことができます。


他にも営業テクニックを解説する記事を投稿しているので、本記事と合わせてご覧ください。

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