【例文付き】新規開拓はメール営業で!書き方のコツや注意点

■ メールの開封率や返信率を上げたいが、どのような工夫をすればいいのかわからない。

■ メール営業でのフォローアップ方法やタイミングに悩んでいる。

■ 様々なシーンで活用できるメールの例文を知りたい。

新たにメール営業を活用したい方、
営業メールの効果が思うように上がらないと感じている方へ。

営業活動の一環として、メールは非常に重要なツールです。
しかし、効果的なメールを書くのは簡単ではありません。

今回「効果的なメール営業のポイント」ををわかりやすく解説します。
この記事を読んだ後に以下のように営業メールの成果を向上させる手助けになれば幸いです。
メール作成の参考となる例文も掲載するので、是非ご活用ください。

■ メール営業の基礎から応用までの知識が得られる
メール営業の基本的なマナーや作法から、より高度なテクニックまで幅広く学ぶことができます。
どのような状況でも適切に対応できるスキルを身につけられます。

■ メール営業の効果を最大化するための具体的なポイントを理解できる
開封率や返信率を上げるための効果的な文章作成方法や、
読者に興味を持たせるための工夫について具体的なアドバイスを提供します。

■ メール営業のメリット・デメリットを知り、戦略的なアプローチが可能になる
メール営業の強みと弱点を理解することで、自社の戦略に合わせた最適なアプローチを選択できます。
効果的かつ効率的に新規顧客を開拓するための戦略を立てることができます。

メール営業の目的

メール営業には、単なる情報提供を超えてさまざまな目的があります。
自社の商材やサービスを知ってもらうこと以外の目的を紹介します。

潜在顧客へのアプローチ

メール営業の主な目的の一つは、潜在顧客へのアプローチです。

従来の営業手法では接触できなかった顧客層に対して、メールを通じて直接アプローチすることができます。
これにより、より広範な市場をターゲットにすることができ、新規顧客の獲得に繋がります。

関係構築

メールを通じて顧客との関係を築くことも、重要な目的の一つです。
定期的なメール配信を通じて、顧客に対して継続的に情報を提供し、信頼関係を築くことができます。

例えば、顧客の誕生日や記念日などの特別な日にメールを送ったり、
定期的なフォローメールを送付することで、満足度の向上や長期的なビジネス関係を維持することができます。

ブランド認知度の向上

メール営業は、ブランドの認知度を向上させるための効果的な手段でもあります。
定期的なメール配信を通じて、顧客に対して自社ブランドや製品の情報を提供することで、
ブランドの露出を高めることができます。

顧客が自社製品やサービスを選択する際に、ブランドを意識してもらいやすくなります。
また、顧客からのフィードバックを得ることで、製品やサービスの改善にも役立てることができます。

メール営業のメリット

コストパフォーマンスが高い

メール営業の最大のメリットの一つは、コストパフォーマンスの高さです。

従来の電話営業や対面営業に比べて、メール営業は非常に低コストで実施できます。
電話営業では通話料金やスタッフの人件費がかかり、
対面営業では交通費や時間的コストも考慮しなければなりません。

しかし、メール営業は基本的にインターネット接続と
メール配信ツールさえあれば運用可能であり、大量のメールを一度に送信することができます。
限られた予算でも広範囲にわたって顧客にアプローチできる点が大きな魅力です。

マーケティングオートメーションツールを利用することで、
メール送付が効率的かつ、自動化できるので、さらなるコストパフォーマンスの向上が叶います。

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ターゲットのセグメントに合わせたアプローチ

メール営業では、ターゲットのセグメントごとにアプローチできるので、
適切なアプローチが叶います。

セグメントとは顧客のデータベースを元に、
年齢、性別、職業、購入履歴、興味関心など様々な要素でターゲットを細分化すること。
また、セグメントに分けることをセグメンテーションと言います。

セグメンテーションごとに異なったアプローチをすることで、
受信者のニーズに合わせ、パーソナライズされたメッセージを送ることができます。

そのため、開封率やクリック率、最終的なコンバージョン率を大幅に向上させることができます。

例えば、特定の製品に関心を示した顧客に対して、その製品に関連する
新着情報や特典を提供することで、購買意欲を高めることができます。

ツールの活用で効果測定や分析が容易に行える

メール営業のもう一つの大きなメリットは、効果測定や分析が容易であることです。


メール配信ツールやマーケティングオートメーションツールを活用することで、
開封率、クリック率、コンバージョン率などの詳細なデータをリアルタイムで取得できます。

マーケティングオートメーションとは、マーケティング業務を自動化し、
生産性の向上と業務効率化を図ることができるデジタルツールです。

これにより、どのメールが効果的で、どのメールが改善の余地があるかを迅速に判断することができます。
さらに、内容や送付時間などの要素をのA/Bテストをすることで、
最も効果的なメールのパターンを見つけ出すことが可能です。

メール営業のデメリット

スパムフィルターの影響

メール営業の大きなデメリットの一つは、スパムフィルターの影響を受けやすいことです。
多くのメールサービスプロバイダーは、スパムメールを自動的にフィルタリングする機能を備えており、
営業メールがスパムとして認識されてしまうリスクがあります。

スパムフィルターを回避するためには、信頼性の高い送信ドメインを使用し、送信リストを適切に管理することが重要です。
また、過度に営業色の強い言葉や表現を避け、受信者に価値のあるコンテンツを提供することで、スパムと認識されにくくなります。

競争が激しい

メールマーケティングは非常に多くの企業が活用しているため、
受信者のメールボックスには毎日大量のメールが届き、自社のメールが埋もれてしまうリスクがあります。

このような競争環境の中で、いかにして目立つメールを作成し、受信者の興味を引くかが重要となります。
差別化を図るためには、クリエイティブなデザインや顧客の求めている内容や要素を取り入れるなど、工夫が必要です。

返信率が低い

メール営業はコスト効率が高く、広範囲にアプローチできる一方で、返信率が低いというデメリットもあります。
メールを開封しても、実際に返信や行動を起こしてくれる割合は決して高くありません。

受信者にとって価値のある情報を提供し、明確に行動を促す内容であることが重要です。
また、フォローアップメールを送ることで、返信率を向上させることも可能です。

効果的なメール営業の実践方法

メール営業のデメリットは、メール作成時の工夫次第で解消できます。
ここでは、開封率やコンバージョンが上がる効果的なメール営業の作成ポイントをご紹介します。

明確な目的を設定する

体的な目的を設定することで、メールの内容やターゲットを適切に決定し、
送信タイミングや頻度も戦略的に調整できます。

新規顧客の獲得を目的とする場合、初回の特典や割引情報を提供する内容が効果的です。
既存顧客への営業を目的とする場合、購入後のフォローアップやアップセル、クロスセルの提案が重要となります。
目的が明確であれば、文章の構成や効果測定も行いやすくなるので成果にもつながります。

ターゲットを絞る

【メール 営業のメリット】でもお伝えした通り、メール営業の要はセグメンテーションです。
的確なセグメンテーションがされておらず、顧客へ不要な情報を送り続けてしまうと、
コンバージョンが下がる原因にもつながります。

過去に特定の商品を購入した顧客の場合、その商品に関連する新商品の情報や
特別オファーを提供することで、再購入を促すことができます。
セグメントごとに異なるメッセージを作成することで、開封率やクリック率、
最終的なコンバージョン率の向上が期待できます。

魅力的な件名を作成する

メールの件名は、開封率に直結する重要な要素です。
受信者の興味を引くためには、具体的で魅力的な件名を作成することが不可欠です。

件名の例としては、「限定50%OFFクーポン!今すぐチェック!」「10組限定!」のように、
具体的な特典や緊急性を感じさせる言葉を使用すると効果的です。
また、受信者の関心を引くために、質問形式の件名を使用することも有効です。
A/Bテストを実施して、どのような件名が最も効果的かを検証し、開封率が向上する件名を見つけることが重要です。

メール本文を工夫する

メール本文はシンプルで分かりやすい内容にすることが重要です。
文字ばかりや情報が多すぎると、要点が分からなくなり結果として返信率が下がってしまいます。
本文を作成する際は下記のポイントを意識しましょう。


■ 伝えたいポイントは一つに絞り、短い段落や箇条書きを活用して、視覚的にも分かりやすく構成する。

■ 詳細情報等を提供する際は、リンクを挿入し、顧客の興味関心を育成する。

■ 画像や枠、マーカーを活用して視覚的に魅力的なデザインにすることで、離脱率を下げる。

【コピペOK!】メール営業の文例集

今回は、セミナー集客の例文と顧客に向けて新サービスの紹介で
アップセルを行いたい際に使用できる例文を紹介します。

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住所:〒***-****愛知件名古屋市中区栄
TEL:052- / FAX:052-
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Mail:***@.com.jp


まとめ

メール営業は、企業が潜在顧客にアプローチし、顧客との関係を築き、ブランド認知度を高めるための効果的な手法です。

興味を引く工夫を加えることで、開封率や返信率を高めることができます。
自分本位のメールばかりでなく、顧客が役に立つ情報を提供することで
見込み顧客の育成にもつながります。

ここで紹介したメールの作成ポイントを活かし、効果的な営業活動につなげましょう。